今回は「応募先は絞るべきか広げるべきか?」という話をします。
転職を成功させるためには、応募先を絞るべきだという考え方と広げるべきだという考え方の2つの意見があります。
ひとつは、転職が難しいときは転職先を絞ってたらいつまで経っても転職できないので応募先はできるだけ広げて数多く応募すべきだというのがひとつの考え方です。
もうひとつはその対極で、転職が難しいときだからこそやみくもに応募してはダメで応募先をできるだけ絞り込んでそこに全力をそそぐことが成功への近道ですという考え方です。
これは非常に難しい問題でどちらも一理あって判断が難しいところですが、これら2つの考え方は結局極論なんです。正解というのはこの2つの間のどこかにあると思います。
また、正解というのは個人のキャリアとかによっても当然違ってきますのでそのことも頭にいれておく必要があるんですけども、そういったどちらにも決めかねる正解はその間にあると前提で強いていうならば前者の意見、できるだけ応募の数は絞らないほうがいいです。
ある人材紹介会社の方は、50対5対1の法則という考え方を言ってます。
これはどういうことかというと、50社応募して、その中から5社面接して、その中から最終的に1社内定がとれるということなんです。この比率については個人差が大きくて一概には言えないんですけども今の転職環境の状況を表しているヒトルのサンプルにはなるのかと思います。
転職が厳しい状況においてひとつの求人に数十人とかあるいは100人以上も殺到するような状況で、応募先を1社、2社に絞り込んでそこから確実に内定が取れるかっていうとそれはちょっとと現実的ではないです。いくらその絞った会社に合わせてで書類を作り込むとかといっても採用側の会社の本当のニーズを知ることも不可能で推測するしかないわけです。
ですから会社を絞っても確実に面接に通れるとはかぎらないですし、面接に進めなければ当然内定も取れないいうわけですよね。まったく興味がないとか、入社する可能性がゼロという会社にまで無理に応募する必要はないんですけれども、今の転職環境ではできるだけへ出会いの機会は広げる、あまり応募先は絞り過ぎないということが大切です。
なのかなというふうに思います。
それからあと考えていただきたいことは、本命でない会社であってもを応募することにより一定の意味とか価値はあります。本命でない会社でも例えば面接の場数を踏んだりとか内定を獲得することができれば、その中から経験値とか経験値とか あるいは自信なども得られるわけなので、そういったものは本命の会社にトライするときにも当然役立ちます。
それから応募の段階では、本命の会社ではなかったような会社でも、実際に面接とかで接触をしていいると今まで知らなかったような魅力に気づくっていうことも多々あります。やっぱりわれわれが応募の段階でその会社の中にについて持っている情報なんていうのは限られてますし本当の姿なんてのは行ってみないと分からないわけです。
ということであれば基本的に応募の段階では、あまり絞り込みすぎないである程度の応募ボリュームは確保してその中から面接すべき会社が出てきたらその会社に向けて全力を集中するというスタンスが結果を生む転職活動になるんじゃないかと思います。
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