転職の成功事例

今回は転職の成功事例を紹介させていただきます。

この方は女性なんですけれども外資系の会社で勤務していて少人数の会社なんですが、ある部門の責任者を努めていたんですが、その部門がコストカットのため廃止されることになってリストラされてしまったいう方です。

年齢は40代半ば過ぎだったんですが転職も10年ぶりということでその頃とは年齢も転職環境も一段と厳しくなっていたことに彼女は驚いてました。

やっぱりリストラにあったということで精神的に落ち込みはかなり強かったけど元来仕事はものすごくキッチリされる方したので転職活動の準備作業というのも本当に全力で取り組まれる方でした。

支援を初めてそんなに時間が経っていないころ応募書類の作り込みも完全とは言えな状態だったんですが彼女がある求人を自分で見つけてこられました。

その求人の要項には、確かに彼女が経験されてきた職種でありこれまでの経験がもう十分そのまま行かせそうな求人だったんです。

彼女はこの会社で是非この会社で働きたいというふうに言われてたんですが、一点だけその求人に問題がありました。それは何かというとその求人の要項の中に第二新卒可という記述がありました。つまりこの求人というのは基本的に若年層を想定した求人だったんです。そこ40代後半の彼女が応募したいということなんです。

正直に言うとその求人に対しては可能性としては、かなり低いかなと思ったんですけどもこれまでもその年齢の壁を破って転職成功してきたという事例はいっぱいありますので、まあとにかくチャンスはゼロではないのでチャレンジしてみてください、とアドバイスしました。

そのアドバイスの裏には、彼女にとって今回は転職ではその会社が初めての応募だったわけなので、まあ仮にうまく行かなくても今の転職市場の厳しさというものを感じてもらう機会になるのかなと、そういう気持ちもあってチャレンジしてみてくださいと勧めました。

ところが彼女がこの会社に応募したところ書類選考も面接もすんなり通過して面接も1次、2次、3次ととんとん拍子でクリアしていきなり内定をもらうことができました。これにはちょっと驚きました。さすがに若年層を想定した求人だったので給与水準も今のものより下がらざるを得なかったのですが、それでもかなり年齢に配慮した給与にしてもらうことができたということです。

つまり彼女がこれまで残してきた実績と経験というものは、採用側が予定給与を引き上げてでも採用したいと思わせるのに十分なものだったということなんです。

もちろんすべての人がこのようにうまくいくわけではないんですけどもこの事例から分かることは、全ての状況を必ずしも満たしていなくてもその他のところで秀でたものがあるなら最良のチャンスは常にあるということです。

もちろん条件をすべては満たせていないところに手を上げていくわけですからアピール材料に乏しい応募書類では書類選考の通過すらできないってことは言うまでもないです。

彼女の場合は応募書類の作り込みで完璧ではなかったんですけども後で聞いた話では特に自己pr文が役員の方の押しもあって、こんなに積極的に仕事をするであったら是非採用したいという風に言われたということです。

それですので、皆さんも自分にはここの条件がちょっと足りないかなあ、という求人があったとしても頑張り次第ではチャンスがありますから諦めないで是非チャレンジしてもらいたいと思います。

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