転職成功

今回は、「転職活動の成功曲線」というお話をします。

一般に成長曲線は経験則から導かれた活動量と成果の関係のことなんですけども一般的なイメージだと活動量と成果の関係というのは正比例の関係にあるように思えます。つまり頑張れば頑張っただけ成果が出せると思いがちなんですけど経験則から実はそうではないということがわかっています。

じゃあ正比例ではなくてどういう関係になるのかということなんですが、活動の前半は投じた活動量に対して成果がなかなか出ない時期が続きますが、ある時点から急激に成果が出せるようになって直線ではなくS字型を描くようになります。つまり急激に上昇するターニングポイントがあることが判っています。

具体的にいうと活動の前半はいろんな書類をたくさん作ったりあくせく応募活動をしたり結構大変な作業なんですけれども、その割になかなか面接に進めなかったり、たまに面接に進めても対応がうまくいかなくて落ちてしまうというしんどい状況が続いてしまいます。

ところがその苦労した過程で、書類の見直し、面接対応で改善などして経験値が上がって活動のある1時点から手応えが出て成果が出せて内定につながっていく時期がやってくるということなんです。

ところが多くの方はそのことがあまり理解できていないので、苦しい活動の前半で諦めてしまうことがとても多いです。ところが今いったみたいに苦しい前半を耐えしのいで努力を継続すれば、必ずどこかで手応えをつかめるようになるということなんです。

大切なことは、耐える、継続することです。

それが成功のために非常に大切なことだということです。ただ今は買い手市場なので競争率も高く選考期間も長期化しているので、以前に比べるとこの前半ぼ苦しい部分も長くなっているのでちょっとつらいことなんですけども、それでも継続していれば、どこかで今言ったような変化が必ず起きることが私の経験上からもいえますので是非必ず最終的な成果を手に入れて頂きたいです。