看護師の日雇い派遣の問題点について解説します。

看護師の日雇い派遣の問題点について、他のサイトでは語られない裏側のことについてお伝えします。看護師の日雇い派遣の問題点は、堤未果さんのYoutubeで詳細に語られています。「看護師の日雇い派遣を推し進め、ビジネスにする勢力」という問題点を扱った動画をご覧ください。

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2021年4月看護師の日雇い派遣が解禁

ご存知でしたか？全く知らなかったですね。
看護師さんが日雇い･･･いちばん日雇いとしてやっちゃダメな仕事のような気がするんですけど。
看護師さんって、だってその患者さんの体調だったり長期スパンで1日だけとういうだけでなくて前日からとか1週間前だとか全部トータルで確認して動かれていきますよね？
日雇いでちょっと来て、コンサートの警備員やりました、終わりました、キャッシュもらって帰ります。なんていうようにいかないわけですよね？

（確かにそうですね。）

これ、厚労省が猛反対してるんです。そんなことは当然ずっと反対していた。ところが、変えられてしまった。でもいつのまにこんな法律が変わってしまってたんでしょうね？
これ法律でなくて奨励なです。これは内閣府の規制改革会議（注）、例のいつものですね規制改革会議が決めたんですけれども、これあまりにものおかしいということで大問題になったんですね。でも規制改革議員が野党議員に、
「これはどういう経緯でなったんですか？」
と追求されて、そしたら

「日本派遣看護師協会さんという団体からの声を私たちはすくい取った。ここはですね、色んな民間から一般の国民からどういうニーズがあるのか、声を集めたんです。そしたらこの日本派遣看護師協会というところから、ぜひ看護師さんを派遣にしてください。」

「例えば今日いきなりもう一人看護師さんほしいなってなったときに、すぐに電話して電話一本でで出前的に来られるような、そういう風にニーズだ、ニーズだということで、まぁこうなったんです。」
と、それで野党議員さんたちが
「ところで日本派遣看護師協会ってどんなところなんですか？誰がいるんですか？聞いたことないので調べてみたらなんだかよく実態がわからない団体だったんですよね。」

（そうなんですか？）

存在するのかと。そもそも幽霊部員かと、なんか大騒ぎになって国会で追及してたんですけども、（日本派遣看護師協会は）ちゃんと答えられなくて、

「どいう活動をしてるかまでは、調べてません。」とか。

ええ！そんなことで決めちゃっていい事かと。だって大事でしょ？看護師さんを日雇いで決めちゃっていいのかと。
だいたいね、その規制改革会議でそれを決めちゃって、外の声聞いたというけれど
じゃあ議事録見せてください、と記録を見たら日本看護師協会の方が1人いらしてプレゼンして。普通は質問とかあるじゃないですか？

（うん、そうですね。）

プレゼンした人に、そこはどうなんですか？とか、こういう問題があるんじゃないですか？とか、普通はね。でも、なかった･･･

（えっ！そんなことあるんですか？）

だからプレゼンをした、で、全会一致で、「はい、じゃあそうしよう。」と決定してしまったという。

（すごい）

で、しかもね、そのプレゼンした方も誰なんだ？どなただったんでしょう？ということで大騒ぎになってこれ調べたら、あのね、一応看護師さんの資格を持ってるらしいんですけども、「あのライターです。時々看護師やってます。」みたいなプロフィールで本当にこれ誰なの？協会ってこれどんな団体なの？そもそもなんで議論一つしないの？そんな決め方あるのか？。
だからこの看護師さんが日雇いになる云々以前に、そんなよくわからない規制改革会議ってね。実態もないような団体のよくわからない何やってるかわからない人を呼んでプレゼンさせて、ハイ決まり。
それが議論もなしに日本全国のルール変更になっちゃう･･･

（なんかにわかに信じ難いですね。）

スゴイ話なんですよね。だからその頃にちょうど吉村府知事が原発の処理水を大阪湾に流すぞ！みたいな熱い発言をしてワーッと炎上したんですけれども、その陰に隠れてしまいましたね。

（これは先ほどおっしゃってたことですね）

いやもう本当に驚きでとにかくだからその規制改革会議というのは、一応有識者会議ということで形上はあるじゃないですか。でも一応私たちそうは言っても有識者と呼ばれる人たちが専門家が来て散々議論をして一番いい方法を考えてくれているに違いない、というイメージです。

（そうですね。）

すべてイメージでしょ。とうとうこんな所まで行ってしまった。だからあの結構野党議員の人も、それから与党議員もですね、いやそんなあの私物化されて何でもありになってきたんじゃないかということで、これ結構大問題になったんですね。でも結局そのまま次々に次のニュースが来て埋もれてしまった。

（全然知らなかったですねー）

ね？そしてだから、でねっ、じゃあこの会議って「じゃいいんじゃない？これで決定ね。」って誰が言ったのと。だって、そもそも厚労省が反対してたよな、と

（そうですよね）

あれ厚労省が猛反対してたのになんでこれそうなってきたの？
誰が中心になってそれ強引に力技で決めちゃったの？って気になりますよね？

（画面変わって）この方です。

森下竜一
「デジタル医療ビジネス天国」へ

（なるほど森下さんですね。）

ここで点がつながるわけですね。この方がその会議場で厚労省が、
「やっぱりそれはまずいです。さすがに看護師さんを日雇いで使ってしまうとまず身分が安定しない、ただでさえ看護師さん少ない、激務で本当に皆さん大変な思いされて看護師さんも足りないって状況になっている中で、日雇い派遣にしてもっと身分を不安定にするって逆行する。そしてもう一つは、やっぱり医療現場なので命を預かるじゃないですか？看護師さんの身に何かあったらやっぱり患者さんが危なくなる。大きな事故が起こるかもしれない。」

厚労省は、反論がまっとうなんですよ。
そしたら本当に議事録見て私びっくりしたんですけど、この森下さんが
「いやね、そうは言ったって厚労省さん認めるじゃないですか、ニーズがあることは。」「ニーズがあるんでしょ？」って言ったんですよ。
だけどニーズっていうのを裏付けたのは、そのプレゼンしに来たライターさんなんですね。

（ハアハア）

なんか変でしょ？

（なんかむちゃくちゃが感じがしますねえ。）

もめっちゃくちゃですよほんと人に。これはだからもう今までの森下さんとそれから維新の松井さんと吉村さんと、まぁ他にもね、竹中さんとか橋本さんとかいっぱい、あの人たちがずーっと進めてきたこと全部が線上にあるんですね。

つまり万博も来るし、それから5Gもスーパーシティも来るし、それからRセップも決まったし大阪をデジタル医療ビジネス天国にすると。

（なるほど、もうこれからデジタル化で大阪が盛り上がっていくぞと。）

そうですね。だから医療ツーリズムで医療ビジネスやるときに、やっぱり看護師さんを日雇い派遣で手軽に使いたいわけですよね。それからやっぱり例えば外資がそこに当然大阪のあの医療特区の外資がどんどん投資してくるときに、外国人投資家がどこかのほかの国にビジネスで投資をします。アメリカもそうなんですけど介護施設、老人ホームに投資する。
でだいたいね、アメリカの老人ホームってほとんどが投資家が所有者なんですよ。投資家が所有者になるって事はどういう事かというと、できるだけ利益を出す、できるだけ株主配当を大きくする。そのために何を一番最初に一番カットするかというと人件費です。
だから看護師は、日雇い派遣。ここがまず入り口になると。

だからこの話を私聞いたときに、「あ、これは私がアメリカで取材したあの老人ホームページ、介護ビジネスと全く同じパターンだという。
ということで、まぁパッパッと点がね、この時につながったんですね。

出典：看護師の「日雇い派遣」を推し進め、ビジネスにする勢力／堤未果月間アンダーワールド

規制改革会議とは？

経済社会の構造改革をすすめるために必要なな規制緩和について調査・審議する内閣総理大臣の諮問機関。どうか木々が行った主な答申・低減に「正社員の解雇規制緩和」「最低賃金額の引き上げ見送り」「保育士□取得の要件緩和」などがある。

以上、看護師の「日雇い派遣」には、いろんな問題があり、決まった経緯もとんでもないということがご理解できたでしょうか？

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