トレペが無くなる本当の理由

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【トイレットペーパーない!】トレペが無くなる本当の理由

トイレットペーパーが売り切れている、石油ショックに続いてまたって感じですけどね。
今日は何かが起きると台風でもそうだしコロナウイルスもそうだけど、何かが起きるたびにトイレットペーパーが売り切れます。石油関係の問題もそうだけどなんか問題起きるとすぐトレペって売り切れるじゃないですか。
普通に考えてトイレットペーパーって例えばですよ、アルコール消毒のスプレーとかだったら分かります。普段消毒をあんまりしなかった人がコロナウイルスが気になるからって言って手を消毒する、これはまだわかるんですよ。
でもトイレットペーパーって急にトイレットペーパーの消費量2倍とかにならないですよね。
急にめっちゃお尻を拭かなくちゃいけなくなるとかってことはないいいじゃないですか?なのになんでトイレットペーパーをが売り切れるのか?そもそもなぜ根拠もないのに僕らはトイレットペーパーは買いに走ってしまうのか?これを今日は解説したいと思います。

これ実は何かっていうと人間が不安になった時のいわゆる購買行動に実は関係しています。
僕ら人間っていうのは面白くてストレスがかかったりとかヤバイことが起きそうだなってなるとすごいストレスがかかるわけです。こういう風なストレスを抱えたときに僕らがじゃあ買いやすくなっちゃうものがあります。
これ何かっていうと日用品です。日用品を買うとなぜか人間のメンタルってちょっと落ち着くというちょっと不思議な研究結果があるんです。
おそらくこの感覚がトイレットペーパーに向いてトイレットペーパーを買うとみんな安心するんですよ。
だからトレペ買おうとする、買って安心したいというのがあるそうなんです。

これはシカゴ大学が行った研究がベースになっています。
2133人の男女に協力してもらった研究なんですけど、家庭家計簿アプリを使ってみんながどういう時にどういうものを買ってるのかということを調べたそんな研究なんです。

約200万件の商取引データを集めて具体的に、例えばクリスマスのときにはどういうものを皆買うのかとか、今回みたいにストレスを抱えたりとかトラブルがあったりとか何か情勢が悪くなった時にどういうものを買うのかとか、イベントが何もないとき、別にクリスマスでもないしセールでもないし別にトラブルも起きていないし、そういうときは普段からどういうものを買ってるのかみたいな風に人間がそのイベントごとに合わせてどういうふうに商行動が変わるのかということを調べたというそんな面白い研究なんです。

これ結構個人の性格によっても違いが出るところがわかっています。
例えばクリスマスみたいなイベント事の時に衝動買いしたりとかお金を使いやすい人ってのも分かってて、例えばメンタルが強くて感情が安定している人のほうが実はイベントごとの時にお金を使いやすいです。
逆にメンタルがあまり安定してない感情が不安定な人は、イベントのときほどお金を使わないんです。

これどういう理由なんだろうと思いますけど、普段からイベントとかでもない限りはお金を使わないがメンタル強い人で、逆にメンターが弱い人ってのは日常的に衝動買いしちゃうからイベントごとの時まで待てなくて他の時に使っちゃってるから使えないんじゃないかとかそういう考察もできるわけです。

あと、好奇心がない人ほどイベント毎の時にお金を使います。逆に好奇心の強い人は、イベントの時ほどお金を使わないんですよ。これはなんとなく分かりやすくて好奇心が強い人というのは、周りがお金使ってるから使おうというよりも自分の興味があるものが出たときに使います。だから好奇心が強い人というのはイベントの時には散々しなくて済むんですね。
あとは真面目な人、不真面目な人によっても購買行動が違っていて、実は真面目な人の方がイベント事の時にお金を使います。これ面白いですよね、貯金しそうなもんですけど。
一方で不真面目な人ってのは、イベンド毎にほとんどお金を使いません。これメンタルが弱い人に近いんじゃないかな?普段からよくわかんないことにお金を使っちゃうからいざイベントごとになったときお金が残ってないんじゃないかとかそういう考え方もできるわけです。

こういうふうにイベントごとによって人間のメンタルの状態とか性格によって物の買い方というのが結構大きく変わってくるんですけれども、例えば真面目な人ほどイベントごとの時には例えば友達にプレゼントあげたりクリスマスの時に人にあげるものにお金を使ったりする可能性もあるんですが、実はここからが今回の本題なんですがトイレットペーパーの話なんですけど、実はこの研究でもうひとつ面白いことが明らかになってまして、多くの人はストレスが強くなるとストレスを感じると衝動買いが増えるって傾向が出てるんです。

これだけだったらまあ確かに分かる、例えばストレスを感じた時に爆買いしたくなったりとか無駄にお金を使っちゃうってのはわかるし、それは当たり前なんじゃないのって思うんですけど、この研究の面白いところがここからで、なんとストレスを感じたときにみんな何を買うんだろう?普通に考えたらブランドもののバッグを買おうとか、いい服を買っちゃおうとかっていうふうに思って買ったりしそうに見えますよね。

僕らもそういうふうにしてるように感じますよね?自分の中でも。
ところが意外なんですけどストレスを感じた時、人間って高級品じゃなくて日用品の衝動買いが増えるんですよ。例えば普段は使わないんだけどなんか謎の工具を買っちゃったりとか、家事の便利グッズ買っちゃったりとか、謎の収納買ったりとか、そういう日用品、しかも機能性のある日用品の方にお金を使いやすくなるんです。特に仕事のトラブルとかそういったことでストレスを感じた人って、ブランドもののバッグだったりだとかなんか高級品とかにお金を出すのではなくてトイレットペーパーとか洗剤とかそういうものを買うんですよ。

実際買うとどうなるかっていうとメンタル落ち着くんですね。心が安らいでしまい落ち着いてしまう可能性があるって事がこの研究では示唆されています。だからトイレットペーパー買うのってメンタルを落ち着かせたいからなんですね。実際この研究者はこのようにコメントしてます。

人間は逆境に陥って人生のコントロール感を失い自分でコントロールできないようなトラブルにぶち当たった人達っていうのは、より機能的なもの、実用的なもの、普段から使えるもの、そういったものを買う傾向があります。
実際にトイレットペーパーだったりとかドライバーみたいな工具とか、洗剤とかそういうものをまとめ買いするっていう傾向が結構あったんです。
これなんでかというと実用品を買うと問題解決のイメージが印象として大きいんですよ。例えばドライバーとか工具ってのは、何か壊れたときに治すっていうものだし、トイレットペーパーなんかはトイレに行って使うってもんだし、洗剤も食器が溜まったらそれを払う時に使うとか、そういうふうに結局僕らって自分でどうしようもない問題を抱えた時って何か問題を自分がいろんな問題解決できる道具を一生懸命集めるんです。安心したいんです。だから日用品を買い占めに走っちゃうんですね。だから今回もデマが広がるのってどういうふうに広がるのかっていうと、デマに関わっている情報が重大なもので、かつ曖昧なものだった場合っていうのが一番広がりやすいです。正体不明の物なんだけどでも重要度が高いものに関しては僕らってデマに左右されやすいんです。だから今回もそうですよね。

トイレットペーパーがなくなったら結構えらいことにるわけじゃないですか?
ゲームで言うと重要度が高くてそのトイレットペーパーの原材料でマスク作っているのだから原料がなくなるじゃないみたいなとんでも理論ですよね。全然違うと思うんですけどね。冷静に考えればわかるんだけどよくわからないデマのせいで広がっちゃってトイレットペーパーがなくなるのが止まらない。

皆さんもトイレットペーパー買い占めとかしました?
したときのこと思い出して欲しいんですが、例えばマスクやトイレットペーパーでもいいんですけど、「ヤバイ!なくなっちゃったら困る!」って思っていた時にあって買えたら「フーッ」ってなりませんか?この安心している感覚は「これでトイレットペーパーが無くならない良かった」って感覚じゃないんですよ。

実は自分がどうやっても解決できないような問題の解決策が見つかったように錯覚して
いる時の「「フーッ」なんですよね。
これだからそういう意味で言うと僕らにコントロール感覚を与えてくれるってところなんです。つまり自分の抱える可能性があるか抱えているトラブルに対して自分で対処ができてるって感覚、これを「コントロール感」と言うんですけど、このコントロール感ってのは大きければ大きい程確かに人生の幸福度が上がるんです。
自分の人生を自分の力でコントロールできてる、自分の仕事を自分の力でちゃんとコントロールできているっていうふうに思う人のほうが人生の満足度も高まるし幸せになっていくという研究は確かにあるんですよ。

こういう自己コントロール感だけをですね(自己コントロール感だけではないんですけど)高めるには自分で自分の人生をコントロールできていると感覚を高めるには、やっぱり実用性が高いものを買えばいいと、だから日用品などそういう意外とコスパが高いもののほうが高級品より実はメンタル的な安定は得られるわけです。だから僕らは一生懸命安心するためにトイレットペーパーを買いに走るわけです。だからほんとにトイレットペーパーの材料がなくなるかどうかとは関係なくトイレットペーパーを買い占めるといろいろ持ってるし安心できるっていう感覚になれるからこのせいで買い占めが止まらないというのが一応背景にある非常に強力な心理的な原理なんです。

これ逆に言うと今トイレットペーパーを買い占めるのはちょっとどうかなというふうに思いますけれども、もし皆さんが今後人生とかで悩みを抱えたりとか仕事上の問題を抱えたときのまあ鎮痛剤ですね、痛み止めですけど「自分じゃもうこの問題どうしようもない!」というふうに思った時には、さっき言ったみたいに実用的な商品、実用品とか一応実際自分が使えるもの、こういうものを買うということをやってあげるといいいよっていうふうに逆にも使えるんですよ。

だから、ぜひ皆さんも衝動買いしたくなったら単価の安い日用品を買うということをおすすめします。ただトイレットペーパーだけの買い占めはおススメしませんけどね。買い占めてる方たくさんいると思いますけどトイレットペーパー絶対無くならないから在庫抱えるだけで終わるからということですね。

ぜひ皆さんも参考にしてみてください。

【参照元】
トイレットペーパーが無くなる本当の理由|メンタリストDaigo

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