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これの有無でキャリアの評価が変わる?

今回は「キャリアの一貫性」という話をします。

転職支援をしていていちばん困難なケースの一つでは、これまでのキャリアがバラバラで一貫性がない人を支援する場合結構苦労します。

例えば10年のキャリアがあっても社歴が1社だけで、しかも同じ職種、例えば一貫して経理という人と、同じ10年だけども3回もすでに転職していて仕事の中身もその都度変わっている人とではやっぱり評価に著しい違いがでるわけです。

ただ、過去のキャリアっていうのは変えようがありませんので、既に転職を繰り返していたりいろんな職種を経験されている場合であってもこれから転職を成功させようという時にあっては、何らかの形で一貫性を持っているんだということを表現し伝える必要があります。

じゃ一見バラバラなキャリアの中でどうやって一貫性というものを表現するかということなんですけど、これは一貫性の欠如というのは個人差もありますし一概に言えることではないんですけど、例えば具体的な例でわかりやすく示します。

これまでは、次のような方がいらっしゃっいました。

まず、キャリアの前半では秘書業務をやっていた方が後半でかなり大きなキャリアチェンジをされました。コールセンターのカスタマーサポートに仕事を移りました。

その人は転職活動をすることになってその中で一貫性の表現という必要があったわけで、そこでその方は、どういった形で一貫性をみせかというと秘書業務とカスタマーサポートの仕事の類似性、共通性ということに注目して、私は一貫してサポート業務に携わってきました、というような表現をしたんですね。

それから別の例として、その人は何回か転職をしていて、出版社の編集の仕事をされたり印刷所で構成の仕事もされたり、WEB会社に転職してサイトの作成をする仕事をしたりなどのキャリアを積んでこられた方なんですけどこれも一貫するとキャリアはバラバラに見えるんですけども、その人はこういう言い方をしたんです。

「私は情報関連産業に一貫して携わってきました。」

ちょっと強引に一貫性というもの拡大解釈したような形になってしまうんですけど、こういった言い方ができるかどうかで採用側の印象がかなり違ってきます。

ですので皆さんも転職活動される時には今までのキャリアを振り返ってみて、どんな方針で今まで転職してきたのか?今までの仕事になんらかの共通性はないだろうか?という目で振り返っていただいて一貫性の表現にできるよう準備してもらいたいと思います。

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