今回はネット応募と郵送応募について考察します。
ネット応募に対して郵送応募がありますけども、現在インターネットの普及、求人サイトの普及によって転職活動にとって不可欠なものになっているのは間違いない事実です。少なくとも求人先を探す場という意味ではこのインターネットは、本当になくてはならないものです。
ただ、応募の手段として見たときにネット経由で応募することが常に正しいのかっていうことに対しては少々疑問を感じます。
ネット応募の利点としては、お金がかからないですよね。切手を貼って出す必要がありません。オンラインで必要事項を入力してクリックひとつで送信、応募ということになるでわざわざ応募用紙を印刷したり封をしてポストに投函するといった手間もかからないなど利点はいろいろあります。
それから実際問題として求人の条件としてネット応募に限定しますということもまったく珍しいことではなくなってますのでネット応募が現実的な方法なのかなという考え方もある意味仕方ないところはあるんですけれども、ただ、こういう時代にネット応募をそのまま正攻法で応募をかけていって就職、転職が決まる人であれば何も問題ないんですけどもネット応募でいくら応募をかけていってもどうしても就職が決まらないという人は、やっぱりネット応募という方法自体を見直す必要があるじゃないかなと思います。
例えば年齢とかキャリアとかそういった面でライバルよりも劣っている方については、そういった正攻法ではなくて今の時代に郵送応募が非常に有効になる可能性があります。正攻法ではなくゲリラ戦法て言ってもいいのかもしれないですけども、ネットよりも郵送、デジタルよりもアナログで勝負することをちょっと考えてもらいです。
例えば、こんな求人を考えてもらいたいんですけど、
20代と30代ぐらいの比較的若い年齢を想定している求人に対して40代、50代の中高年の方が応募をかけるとします。ネット経由の応募ですと、想定条件と違う方が応募してきた場合に、年齢というデータひとつだけで機械的に選考対象からはずしてしまうということが多々あります。特にネット応募というのは応募が簡単なんで、ひとつの求人に対してものすごい数の応募があるわけなのでそうした大量の応募を裁き絞り込みをかけるためにそういう機械的な選別がされるということは当然想定されることなんです。
ということは、そういった応募、例えば年齢とか条件がはずれているところにネット経由で応募した場合、それは応募したつもりになっているけれども事実上応募していないのとほとんど変わらないケースが多々あるということなんです。
その一方でそういった条件が少しはずれている求人に対して郵送で応募した場合どうでしょうか?仮にその会社がネット応募動に限定しますと言っていたとしても自分の会社に応募書類が届いた場合、全く目を通さずにごみ箱に捨てるということはおそらくないと思います。やっぱりそういった書類が届いたら、どういった人が応募してきたかということを確認するために、必ず一度は封を開けると思いますね。
封を開けさせて書類を見せることができて初めてそこでチャンスがやってくるということなんです。そこで出てきた書類がとても魅力的がものだったらどうでしょうかね?そしたらネット応募でなくて郵送応募であったとしても「この人いいんじゃないかな?」と採用してみたいと思ってもらうチャンスがあるかもしれません。
ということで、ネット経由でどうしてもなかなか結果が出ない人は、応募の仕方を見直してはどうでしょうか?
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