自己PR文は１バージョンでいい

自己pr文というのは、応募書類のレースで使うのためのキーツールということです。
他の記事でも何度も説明をしているのでかなり理解してもらってきていると思うんですが自己PR文は、応募する会社ごとに作り変える必要はあるんですかという質問が、よくあ るんですけども、最近のように転職事情が激しい状況なので、その履歴書と職務経歴書とかいった応募書類は、できるだけその応募する会社ごとに書き換えるのが定石になってます。
この自己PR文の場合はどうかっていうことなんですけど、結論から言うと基本的には、この自己pr文は、1バージョンあればいいです。

その理由は自己PR文の目的はなにか？ということを考えればわかります。

自己pr文と職務経歴書の違い

まず履歴書と職務経歴書のついていうと、学歴とか職歴とか実績データを応募先に提供するもので、それで自分のエスキルとか能力の高さというのを評価してもらうための書類です。

それに対して、この自己PR文というのは、スキルとか能力とかっていうことよりも、人間性とか人となりとか仕事ぶりとか、そういった人として評価してもらったり好きになってもらうっていうことが目的なんですね。別の言い方をすると、

共感を持ってもらう

ということなんです。

だとすれば、あなたの人間的な良さっていうものが、よく表現できている自己pr文が1枚あば、それがどんな会社への応募であっても通用するということです。

でも複数の業界とを考えていてまったく違う業界とか違う職種だとかっていうことであれば、題材を変えて別バージョンの自己pr文を用意した方がいい、という場合もあるかもしれないですけど、そうでなければも基本的に１バージョンでOKということです。

自己pr文の目的を間違えてしまって履歴書や職務経歴書と同じ ように、いつも自分のスキルとか能力をアピールする場として考えてしまう人が非常に多いんですね。

でも自己pr文は、履歴書とか経歴書、言い換えれば学歴と職歴とかで勝てない人が挽回するためのツールなんです。

だから同じ土俵で作っちゃダメ、同じ土俵で戦うちゃダメ、ということなんです。
逆に言えば、学歴や職歴で勝てる人だったら自己pr文を作る必要はない、ということなんです。

作ってみるとわかるわかると思うんですけど、ホント魅力的な効果的な自己PR文は、ひとつつくるだけでも本当に大変なんです。何回も何回も書き直してブラッシュアップしてようやく作り上げることができるっていうものなんで、それを複数作るっていうことは、あまり考える必要はないです。ものすごく大変ですので。

それなので、とにかく、まずは強力な1本、最高の1本の自己PR文というのを全力で書き上げるということに集中してください。

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