web履歴書とは？

web履歴書とは？

web履歴書とは、オンライン上で作成する履歴書のことをいいます。大手の転職サイトでは必ず備えてある機能です。各転職サイトに用意されているweb上のフォームから入力することで作成できます。
最近の転職活動では、インターネットの普及の伴ってネット上の転職サイトを利用して求人を探して希望の企業に応募する方法が主流となっています。
このときにweb履歴書を記入してからエントリーという形で企業に応募します。そこで一定の軽い選考を受けてから本番の紙版の履歴書と職務経歴書を郵送して本選考にのぞみます。
今やweb履歴書は作成必須のものとなっています。

記入する量に圧倒されないで

web履歴書は、紙で作成する応募書類と違って入力しなければならない項目が非常に多いのが特徴です。大手の転職サイトでは、1社の職務内容の入力にはだいたい全角文字で2000字くらいまで入力できるようになっています。キャリアが重視される30代から40代の転職者では3000文字以上必要になります。転職サイトでは300文字以上を推奨していますので2000文字全部を無理やり埋める必要などありません。書く量が多いので面倒などと言って省略してて文字数が少なすぎると選考対象外となってしまいますので注意してください。
ですからweb履歴書に記入しなければならないボリュームに圧倒されないで最後まで気を抜かないで入力するのがコツになります。

表現方法にも制限がある

もうひとつ注意しなければならないのは、web履歴書は、あくまでテキストベースで入力するので、紙の応募書類の作成のときに簡単に使えた下線、太字、表などが使えないことです。
せっかく、立派な職歴を持っているのに、テキストを羅列しただけの文字がぎっしり詰まったweb履歴書では、素っ気がなく、また、非常に読みにくくなってしまい、採用担当者に苦痛を与えるだけになってしまいます。

web履歴書の賢い使い方

web履歴書の賢い使い方をお伝えしますが、転職サイトを利用する場合、大きく分けて次の２つのパターンがあると思います。

A　応募したい企業が決まっている
B　業種や職種はなんとなく決まっているが、具体的な企業までは決まっていない

Aパターンのあなたは、紙版の履歴書と職務経歴書の内容をweb履歴書にコピーして素早くエントリーしてください。コピーするといっても丸コピーではないですよ。

Bパターンのあなたは、web履歴書には、どこの企業に対してもあまり変わらない情報（プロフィール、学歴、職務経歴など）は、事前に入力しておき、応募したい求人案件が発生したときに、その企業向けの「志望動機」を追加したり、他に必要があればカスタマイズして応募しましょう。

まとめ

web履歴書は最近の転職活動には必要不可欠のものですが、注意したいことは、

• 記入しなければならない項目量が多いのでめげないように
• 紙の履歴書や職務家履歴書と違って表現方法に制限がある工夫する必要がある
• 転職活動中のあなたの状況に応じて賢く利用する

基本は紙の履歴書と職務家履歴書を先に作成しておき、web履歴書には、そこから内容を転記して書くことです。

• 履歴書の正しい書き方に迷ったらプロに聞け！

＞＞web履歴書を見やすくする3つのコツ