派遣から契約社員雇用されるときの履歴書の書き方

同じ会社で派遣で長く働いていると、あなたの働きぶりが認められて派遣から直接雇用で契約社員や正社員として働いて欲しい、というお話が来るときがあります。大変うれしいですよね。このときでも改めて履歴書を提出してくださいといわれます。
そんなときの履歴書の書き方のポイントをいくつかお伝えします。基本的には、新規で入社するときと同じように書くのがベストですが、職歴、退職理由、志望動機、写真に若干のポイントがあります。

職歴の書き方

派遣から契約社員への職歴の流れは以下のように書きます。

平成29年 6月 ××会社に派遣登録
平成29年 6月 株式会社○○　派遣社員として勤務
平成29年12月 ××会社　契約期間満了のため退社（12月31日付）
平成30年 1月 株式会社○○　契約社員として勤務

ただし、

××会社：派遣元会社
株式会社○○：派遣先会社

この例では書いていませんが、派遣登録以前の平成29年6月以前にも職歴があるときは全て書くようにしてください。派遣であなたが働いていて今後契約社員として働く部署の上司は、あなたのことは知っているかもしれませんが、会社として管理するのは、人事ですから全ての職歴はあますことなく記載することです。

退職理由の書き方

雇用される予定の会社とは、別の会社から派遣されているはずですので、その派遣元会社との「契約期間満了」でOKです。

志望動機の書き方

声がかかって派遣から契約社員になるときでも志望動機は書いたほうがいいです。
ここは、志望動機というよりも自己PRに近い内容のものにします。
派遣のときは、どういった目標を持ちながら仕事をして、どれくらい達成できたのか？そして、達成できていない部分があれば、直接雇用の契約社員としてどういった考えで業務を遂行していくかを重点的に書きます。

写真はスーツ姿でなくてもいいか？

よく派遣から勝手知っている会社の契約社員になるので、履歴書の写真は、スーツ姿でなくてもいいでしょうかという質問がありますが、常識なさすぎです。
履歴書というのは、採用後には、人事の方で社員としてきちんとファイリングされて保存される正式文書です。スーツ姿で写真撮るのは当たり前に決まっています。