履歴書に写真を貼り付けるほうがいいか

履歴書に写真は必要なのでしょうか？
履歴書に写真を貼り付けなればいけないとしたらそのわけは？

基本的な疑問として、今回は履歴書の写真について詳しくお話ししまが、結論として履歴書の写真は貼ったほうがいいです。

履歴書に写真を貼り付ける中高年は50％

最近の転職活動では、若い人のほうが履歴書に写真を貼り付けている確率が高いように思います。若い人のほうが自分のルックスに自信があるのかもしれませんし、それ以前に履歴書には写真を貼り付けるスペースが最初からありますので、基本に忠実なのかもしれません。

履歴書の写真というのは、本来「貼り付ける」ものでした。最近ではほぼ100%パソコン上で履歴書を作り、そこに画像として貼り付けるというのが一般的ですが、30代半ば以降から50代の管理職の人たちの履歴書に写真を貼っているのは50%くらいです。ですので履歴書に写真はいらないと考えている人も結構人数ですよね。写真の「貼り忘れ」ではありませんよ。

貼ったほうがいいか貼らなくてもいいかということを議論する前に、企業から履歴書が送られててきて写真を貼り付けてください、といわれている場合は100%貼り付ける必要があるわけですが、でも写真を貼り付けてくださいというリクエストがあるかどうかというと必ずしもそうとは限りません。自主的に写真を貼っている人はそのまま提出する、そうでない場合は写真なしで提出している、いろんな人がいます。

履歴書に写真を貼る必要性とは？

結論として履歴書の写真は貼ったほうがいいです。やはり書面から伝わってくることもさることながら、その人の表情とか雰囲気、印象が伝わってきます。芸能人のオーディションではないので美男美女である必要はなくて、その人の生きてきたビジネスパーソンとしての顔、表情が履歴書の上で見て取れるわけです。

それなので写真は急いで適当に撮った写真を載せるくらいなら張らないほうがいいし、写真の選び方、その写真がどういう意味を持っているのかということについて配慮ができているかどうか、素人がデジカメで安易に撮った写真よりは、真剣に転職活動したいと考えているなら、一回お金をかけてでも写真館できっちりとした写真を撮ることは非常に重要なことです。

それをやらないで省略して出してしまう、あるいは写真を貼っても見栄えが良くない場合ほんとうにマイナスです。その写真をつくるときの心構えというのは、仕事をするときの心構えに通じるものがあるからです。写真を見てくれる採用担当者に、どういう配慮ができるかどうか？自分のプレゼンテーションを、どこまできちっと考慮できるか、それは身だしなみがしっかりしてなければいけないとういうのと同じように、写真を貼り付けるというたったひとつの単純な行為においてもその人のビジネスマンとしての見識や能力や常識が問われることは間違いないです。