看護師履歴書の職歴の書き方で注意しなければならないこと

看護師の履歴書の職歴欄を埋めるときに気をつけたい５つのポイントがあります。例えば、短期間であっても、短いからといって過去に勤務していた病院の経歴を省略したり、また、履歴書のボリュームを増やそうとして経験のないことを書くのは絶対いけません。履歴書は私文書ですので内定取り消しや、採用になっても解雇になる可能性もあります。最悪の場合は、私文書偽造等罪で訴えられる可能性もあります。それなので、履歴書には、うそ偽りのない、あなたの正しい情報を記載しましょう。

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看護師の履歴書の職歴欄で気をつけたい５つのポイントとは？

１　病院の場合は「入職」、「退職」と表現する

会社の場合は、職歴を書く場合「入社」、「退社」という表現を使いますが、看護師の場合は、「入職」、「退職」または「勤務」、「退職」という表現を使います。

２　職歴の概要を書く

履歴書の職歴欄は職歴の概要を見るためのもので、担当した職務の詳細、実績や成果、その仕事を通して学んだり身につけたスキルなどの詳細は職務経歴書に記入します。職務経歴書の提出が必要でない病院もあります。必要でない場合は、履歴書の職歴を少し詳しく記入しましょう。

例えば、混合病棟などの場合は以下のように簡潔に書くとよいです。

平成◯◯年◯◯月　◎◎病院　混合病棟（□○科、△△科）で職務に従事

３　非常勤・パートとして働いた場合

看護師としてパート勤務した場合には、以下の例のように書きます。

平成◯◯年◯◯月　□□病院にてパート勤務

また、看護師以外でパート勤務した場合は、仕事内容も簡単に記入しておきます。

「平成◯◯年◯◯月　××株式会社にてパート勤務（事務職）」

４　派遣として働いた場合

派遣元の会社と派遣先会社の名称と勤務年月日を明記します。

平成◯◯年◯◯月　株式会社△△に派遣登録。
派遣スタッフとして以下の2箇所で職務に従事
平成◯◯年◯◯月　　◎◎株式会社　訪問看護業務（平成◯◯年◯◯月まで）
平成◯◯年◯◯月　　株式会社××　デイサービス施設××にて看護職業務

５　ブランクがある場合の書き方のポイント

ブランク期間がある場合は、少し記入内容を考える必要があります。ポジティブな理由の場合は、職歴欄に記入してもアピール材料になりますが、子育て、介護、病気療養などの採用側から考えるとあまりプラスにならない理由の場合は、「一身上の都合により退職」とだけ書き、職務経歴書の中で詳細についてできるだけプラスの方向に捉えられるような書き方でアピールします。

そして、今回再就職しようと考えた理由について面接のときに聞かれても答えられるようにしておくことが大切です。

【2021年8月9日追記】
最近多いのが、「産休を取った場合どのように書いたらいいか？」という問い合わせです。

これについては、有給休暇とおなじように福利厚生の一貫としての産休制度を利用しているので職歴欄はもちろん、他の欄に記載する必要はありません。

波瑠さんのCMでおなじみのマイナビ看護師では、ここで紹介したポイント以外の履歴書の書き方もアドバイスしてもらえます。職歴にブランクがあったり、どんなことをアピールしたらよいのかわからないなどでお悩みなら是非相談してみてください。また、あなたが書いた職務経歴書も添削してもらえます。

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